もしも見れたら起こしてくださいとお願いして、朝6時に起こされました。
「今日は 見れるようです!」
あわてて、起きて身支度して大急ぎで出発です‼
それって、「風伝おろし」
私の見たのは、まるで龍が山からの谷間に向かって下りてくるよう!
想像していた靄のような朝霧とは全く違うド迫力なものでした。
本来「風伝おろし」とは、天気のよい晩秋の朝、熊野古道の通り峠方面から、
まるで雪崩のように朝霧が下りてきます。
雨の後、翌日が晴れになる時に多く見られ、晩秋から冬にかけてが一番きれいだそうです。
こういう自然現象は、いつでも見れるというものではないですよね。
昨日までの黄砂はようやく晴れ、やっとの青空です。
といっても、地元の方に言わせると、まだ、黄砂が残っていてはっきりした青空ではないそうです。
今日は、熊野本宮と千枚田を廻って、吉野経由で、大阪に向かう予定です。
八咫烏の黒のポストがありましたよ^^
ここで郵便物を出すと八咫烏のスタンプを押してもらえるのかしら?
吉野の山は、丁度紅葉の見ごろ。
ところが雨がぽつぽつ当たってきて、せっかくの青空は、涙にぬれてしまいました。
思いのほか大阪に戻るまでの時間がかかってしまい飛行機に間に合うかドキドキもの。
それでも、ちゃんと間にあって、無事帰宅できた花丸の関西紀伊半島の旅でした。
訪れて初めて知った今まで知らなかったこと!
南方熊楠のことだってもっと知りたかったのに…。次回へ気持ちが膨らみつつも
飛行機の中では爆睡でした。