さぁ、本日のアンコールワットの旅に出かけましょう~♪
世界史の時間にアンコールワットとアンコールトムが出てきたことは覚えているのですが、え?どう違ったの?
。。。。。全く記憶にございません(^^ゞ(-_-;)
私的な理解によります(ガイドブックをやさしく解説しますとね)とアンコールトムは、平城京のようなもの。つまり大きな町なんですね。アンコールワットとは、東大寺のようなその頃を象徴するような大きな宗教施設だというふうに考えたらいいようです。
さてさて、アンコールトムにLet's go!!

左上:アンコールワットからバイヨン(アンコールトムの城壁内中心にある寺院)に続く南大門の前には神々と阿修羅がナーガ(蛇神)の胴体を引っ張り合う像が出迎えてくれています。
右上:バイロンへの伽藍
左下:インド神話に登場する怪鳥、これでも神様です。どことなく烏天狗に似ていて・・・。思わず一枚《パチリ》
右下:彫りの深い美しいデバターが並ぶ。
アンコールトムの中は、広い広い公園のよう。 その中心にあるバイヨンの回廊は、12C.(建造当時)の人々の生活の様子や戦いの歴史をレリーフとして、物語っていて、興味深いのですけれど…。とにかく暑くて、あっという間に500ccの水を飲み干すありさま。そう、前日まで吹雪の新潟にいたんですもの。35℃の炎天下では、なかなか身体が順応してくれません。

上:四面がお顔になっている3体の観音菩薩を一度に撮影できるナイスポイントで一枚《パチリ》
下:バイヨン全景
実は、暑さで、ボォ~~っとしていて、ガイドのピーロンの説明は半分以上が上の空。。。(・・;)(-_-;)(・・;)(-_-;)
カンボジアの人は、ランチのあとにお昼寝タイムをとるそうなのです。お昼休憩??とビックリしたのですが、この暑さ、集中力を欠くほどですから、国民性と作業効率を考えたら当然でしょう。と言う前に、南国の国民性に寄るところ大でしょう。ランチにしてもガイドとドライバーの二人は私たちの食事が終わるのを早いと驚いていましたから…。たぶん、私たちの食事の方が品数はきっと多いはずなのですが…。ゆったり、いい時間が流れている国なのです。やさしい、おおらかな国民性が納得できる時間が流れているところです。

この日のランチは飲茶。
ランチの後の一時間半ほどのお昼寝タイムは、旅行中、私たちはシャワーを浴びて汗を流し、簡単な洗濯と着替えで、午前中の身体のほてりを鎮められる、なくてはならない時間になりました。
午後は、最初に【Ta Prohm(タ・プローム)】
僧侶と踊り子が一緒に住まいした創建当時は仏教食の強いタ・プロームは、巨大に成長したスポアン(榕樹)に押しつぶされそうな、熱帯樹林の逞しさ、脅威を感じる・・・でもどこからか、仙人が出てきそうな、ふと昔読んだ本のどこかにでていた気もするような僧院です。

踊り子さんがいたからでしょうか。美しいデバターに会えました。

そして、長い高い階段を見上げるほどのピラミッド式寺院と言われる【Ta Kev(タ・ケウ)】
中央に続く長い長い伽藍の中でとってもかわいいの坊やと会えた【Banteay Kdai(バンテアイ・クデイ)】
そこを去る頃には、もう日が傾き始め、【Sras Srang(スラ・スラン)】で水辺で遊ぶ男の子や牛の夕涼みに触れ、夜にはアペサラダンスを見ながらのディナーを。
TVやネットに追いかけられる日本の生活を切り離して、頭と心をぽっかり暑い暑い空気の中に漂わせるようなカンボジア。さびしい気がするけれど、遠くから自分を見つめられるような・・・。やさしい、おおらかな、あたたかさの中に浮いているようなそんな心持ち。むしろ熱病にでもかかったかのように異空間での生活に戸惑っていたのかもしれません。